苅谷剛彦・志水宏吉による大阪学力調査
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「ゆとり教育」の記事における「苅谷剛彦・志水宏吉による大阪学力調査」の解説
教育学者である苅谷剛彦らが2001年に大阪の小・中学生を対象に実施した学力調査では、89年改訂学習指導要領実施前と比較して基礎学力の低下や学力格差の拡大等が確認されている。苅谷らはこれを「新しい学力観」が浸透した結果と解釈し、98年改訂学習指導要領の実施に警鐘を鳴らしていたが、志水宏吉らが2013年に実施した後継調査ではその傾向に歯止めがかかっており、志水らはこれを文科省が2003年にゆとり路線から確かな学力向上路線へ舵を切った結果としている。
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