静岡市立芹沢銈介美術館とは? わかりやすく解説

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静岡市立芹沢銈介美術館

(芹沢銈介美術館 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 03:16 UTC 版)

静岡市立芹沢銈介美術館
Shizuoka City Serizawa Keisuke Art Museum
美術館入り口
施設情報
正式名称 静岡市立芹沢銈介美術館
愛称 石水館
専門分野 芹沢銈介の染色工芸作品、コレクションなどの資料を展示
事業主体 静岡市
延床面積 1261.58平方メートル
開館 1981年(昭和56年)5月
所在地 422-8033
静岡市駿河区登呂5丁目10番5号
位置 北緯34度57分18.5秒 東経138度24分29.6秒 / 北緯34.955139度 東経138.408222度 / 34.955139; 138.408222座標: 北緯34度57分18.5秒 東経138度24分29.6秒 / 北緯34.955139度 東経138.408222度 / 34.955139; 138.408222
外部リンク www.seribi.jp
プロジェクト:GLAM
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静岡市立芹沢銈介美術館(しずおかしりつせりざわけいすけびじゅつかん)は、静岡市駿河区登呂五丁目にある美術館。国の重要無形文化財に指定された染色技術である「型絵染」の技術保持者=人間国宝に認定された芹沢銈介を顕彰し、その作品などを展示する。

概要

芹沢銈介氏の功績をたたえる石碑(2018年7月10日撮影)

静岡市駿河区登呂五丁目、登呂遺跡静岡市立登呂博物館がある登呂公園内に所在する。

静岡市出身の芹沢が、自身の作品と世界各地で収集した民俗資料コレクションを市に寄贈したことが契機となり、1981年(昭和56年)に開館した[1]

美術館本館は、銅板葺き屋根に石積の外観を持つ鉄筋コンクリート製の平屋建て建築で、建築家白井晟一により設計された。白井が好んだ京都高山寺の石水院に因み「石水館」と呼ばれる。なお天井張り内装は木工家早川謙之輔の手による[2] 。1988年(昭和63年)に公共建築賞優秀賞を受賞し、1998年(平成10年)には建設省(現国土交通省)により公共建築百選に選定された[3]

館内は10室の展示室に分かれており、着物や帯、のれん、屏風、額絵などの芹沢作品が多数展示されている。収蔵数は約800点に上る。また芹沢は、染色家だけでなく世界の民俗資料など工芸品コレクターとしても知られ、総数6000点に上るとみられるコレクションの内、約4500点が収蔵されている[4]

屋外には1987年(昭和62年)に東京都大田区蒲田から移築した「芹沢銈介の家」がある。

営業情報

アクセス

  • JR静岡駅南口22番乗り場より、静鉄バス石田街道線『登呂遺跡』行き乗車約10分。終点下車。
  • 駐車場:登呂公園駐車場

脚注

関連項目

外部リンク




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