芥川賞・直木賞両選考会の会場として
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「新喜楽」の記事における「芥川賞・直木賞両選考会の会場として」の解説
当料亭は芥川賞・直木賞の両選考会の会場として使用されることでも知られている。例年、1階で芥川賞の選考会が、2階で直木賞の選考会が、それぞれ開かれている。 当初、芥川賞・直木賞の両選考会は別の料亭で開かれていた模様であるが、1955年(昭和30年)頃から習慣的に当料亭が会場として使用されるようになり、1961年(昭和36年)以降は全て当料亭内で開かれるようになった。この理由として、先に記した「口の堅さで定評のある」点が好感されたことも指摘されているが、当料亭が選考会会場として使われ始めた頃に、両賞を主催する日本文学振興会の事務局を擁する文藝春秋が同じく銀座界隈に本社を構えていたことから、その文藝春秋が仕事の上で当料亭を利用していたからでは、という旨の同振興会事務局長による話も伝えられている。
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