芥川賞の受賞について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 06:00 UTC 版)
「コシャマイン記」の記事における「芥川賞の受賞について」の解説
昭和11年上半期芥川賞の銓衡委員は、菊池寛、久米正雄、山本有三、佐藤春夫、谷崎潤一郎、室生犀星、小島政二郎、佐佐木茂索、瀧井孝作、横光利一、川端康成の11名。候補作としては高木卓「遣唐船」、北条民雄「いのちの初夜」、鶴田知也「コシャマイン記」、小田嶽夫「城外」、横田文子「白日の書」、緒方隆士「虹と鎖」、打木村治「部落史」、矢田津世子「神楽坂」の8編が挙げられ、1936年(昭和11年)8月10日の芥川・直木賞両賞委員総会で受賞作は「コシャマイン記」と小田嶽夫の「城外」の2作品に決定した。「コシャマイン記」に関しては菊池寛によれば、「殆んど満場一致で入選した」とのことである。
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