航空機・空港の除雪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 23:35 UTC 版)
積雪地の空港での駐機時に航空機の機体可動部や翼などに付着した雪氷を、飛行の妨げにならないよう、スノーバーにより機体除雪液、またはブロワーにより圧縮空気を噴射するなどして取り除くことを機体除雪という。機体の除雪が不十分な状態で離陸した場合、重大事故につながるおそれがある(エア・フロリダ90便墜落事故など)。 また、安全運航のためには鉄道における線路の除雪と同様に、滑走路や誘導路の除雪が必要である。豪雪地帯の空港では予め十数台の除雪車両が配備されており、数十分で除雪を完了させることが可能となっており、冬季であっても欠航が少なくなっている。また、冬季のみに「除雪隊」が結成され、農閑期の農家などが空港の除雪を担っているという事例もある。
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