自動実装プロパティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:38 UTC 版)
「C Sharp」の記事における「自動実装プロパティ」の解説
プロパティをより簡潔に記述するための自動実装プロパティが導入された。プロパティの定義に get; set; と記述することで、プロパティの値を保持するための匿名のフィールド(プログラマは直接参照することはできない)と、そのフィールドにアクセスするためのアクセサが暗黙に定義される。また、C# 5.0 までは get;とset;のどちらか片方だけを記述することは出来なかったが、C# 6.0 からは get; のみが可能。以下のコード: public int Value { get; set; } は、以下のようなコードに相当する動作をする: private int __value;public int Value{ get { return __value; } set { __value = value; }} 但し、上のコードでは匿名のフィールドに便宜的に __value と命名している。実際はプログラマはこのフィールドにアクセスすることはできない。
※この「自動実装プロパティ」の解説は、「C Sharp」の解説の一部です。
「自動実装プロパティ」を含む「C Sharp」の記事については、「C Sharp」の概要を参照ください。
- 自動実装プロパティのページへのリンク