肥料としての側面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 02:14 UTC 版)
石灰窒素は窒素肥料の1種であると同時に、石灰分も多く含まれている。通常は元肥として利用する。施肥直後、まずカルシウムシアナミドが土壌中の水分と反応してシアナミドを生じる。この時にはシアナミドの毒性のために、植物を植えることはできない。7~10日位経過するとシアナミドは自然に分解して、尿素と炭酸アンモニウムに変化し、毒性が無くなって肥効を表すようになる。植物を植えるのは、それからである。
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