聖霊による新生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 23:51 UTC 版)
「新生 (キリスト教)」の記事における「聖霊による新生」の解説
福音派および聖霊派では、十字架の福音を受け入れて信仰を告白し、聖霊によって新たに生まれた者のみがクリスチャンであると認める。そして、教会に出席して、洗礼を受けただけでは新生しないと教える。聖霊によって新生したクリスチャンは、自覚的な回心を経験するとされているが、これは必ずしも劇的な回心体験を意味していない。また、「新生は神の側のことで、回心とは人間の側のことである」と言われている。ジョナサン・エドワーズは、会衆に向かって「新生体験のない者は、神の怒りの下にある」と述べた。人が救われたことを指して新生の語を使う福音主義者、根本主義者、ペンテコステ派のクリスチャンは聖霊による新生と、個人的な回心経験を結びつける。この派のクリスチャンは、真のクリスチャンは回心を経験すると断言する。聖霊による新生を信じる教会においては、洗礼(バプテスマ)を受けて、教会員になる資格を持つ者は、新生した者のみである。
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