聖ファイト・バシリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 04:13 UTC 版)
「エルヴァンゲン (ヤクスト)」の記事における「聖ファイト・バシリカ」の解説
芸術史上きわめて重要な作品が、この街の象徴的建造物聖ファイト修道院教会(1233年10月3日献堂)である。この教会は12世紀に建設された三廊式、十字型の教会堂で、シュヴァーベン地方で最も重要なロマネスク様式のヴォールト・バシリカとされている。3本のロマネスク様式の教会塔(ドイツ語版、英語版)は、遠くから見分けることができる。16世紀から17世紀に内部はバロック化され、ロココの姿に造り替えられた。身廊西側の前室ホールだけが元の姿を留めている。とはいえ、内部のそこここに中世盛期の原型が遺っている。ゴシック様式の回廊や聖母礼拝堂は、直接身廊につながっている。この礼拝堂にはエルヴァンゲンで崇拝されている神父フィリップが埋葬されている。この教会は1964年に小バシリカ(ドイツ語版、英語版)に昇格した。隣の福音主義市教会に直接つながる扉は、エキュメニズムの特徴と見ることができる。
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