耶雲哉治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 08:38 UTC 版)
やくも さいじ 耶雲哉治 |
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生年月日 | 1976年 |
出生地 | 富山県高岡市 |
職業 | 映画監督、映像作家、CMディレクター |
主な作品 | |
映画 『暗黒女子』 『映画刀剣乱舞-継承-』 『ライアー×ライアー』 |
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耶雲 哉治 (やくも さいじ、1976年 - )は、日本の映画監督、映像作家、CMディレクター。株式会社ロボット所属。富山県高岡市出身[1]。早稲田大学卒業。
略歴・人物
早稲田大学在学中に映画サークルに所属し監督作が東京学生映画祭(1998年)グランプリ、JCF学生映画祭(2000年)グランプリなど多数受賞。
2000年にROBOT所属となりCMディレクターとして活動開始。
2003年第41回ギャラクシー賞奨励賞受賞。
2007年より日本全国の映画館で上映されたマナーCM「NO MORE 映画泥棒」の監督として知られる[2]。
2014年『百瀬、こっちを向いて。』で長編映画監督デビュー[3]。以降はラブストーリー、ミステリー、アクション、コメディーといったエンタテインメント性の高い映画作品を手がける。
現在は、映画以外に、ドラマ、CM、ドキュメンタリー、バラエティ、グラビアなどジャンルにとらわれず活動中。監督作品では自ら撮影することも多い。
主な監督作品
映画
- 百瀬、こっちを向いて。(2014年5月10日公開 スールキートス配給)
- MARS〜ただ、君を愛してる〜(2016年6月18日公開 ショウゲート配給)
- 暗黒女子(2017年4月1日公開 東映配給 )[4]
- 映画刀剣乱舞 -継承-(2019年1月18日公開 東宝映像事業部配給)
- ライアー×ライアー(2021年2月19日公開 アスミック・エース配給)
- 映画刀剣乱舞 -黎明- (2023年3月31日公開 東宝配給)
- 顔だけじゃ好きになりません(2025年3月7日公開 アスミック・エース配給)
オープニング映像
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! - オープニング映像(2003年7月17日公開 東宝配給)
- レッドクリフ (part1・part2) - 日本版オープニング映像(2008年11月1日公開・2009年4月10日公開 東宝東和/エイベックス配給)
ドラマ
- Sweet Room(2009年・BeeTV)
- 日本人の知らない日本語(2010年・日本テレビ)
- MARS〜ただ、君を愛してる〜(2016年・日本テレビ)
- 東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの(2016年・WOWOW)
CM
- マクドナルド
- amazon
- キリンビール
- サッポロビール
- 読売新聞
- モスバーガー
- ボシュロム
- ワーナー
- ポニーキャニオン
- NO MORE 映画泥棒 (2007年〜、全国の映画館で映画本編の直前に上映されるCM)[3]
- リプトン
- ALSOK
ミュージック・ビデオ
ドキュメンタリー
- 「2U(トゥー・ユー)〜SKIの神様と過ごした日々の記録2編」(2007年・エキサイト) - トリノ五輪モーグル日本代表上村愛子のトリノ五輪出場までの1か月に密着したドキュメンタリー
- 「渡り廊下走り隊 解散の真実」(2013年) - AKB48内ユニット渡り廊下走り隊の解散についてメンバーそれぞれの証言をもとに真実に迫るフェイクドキュメンタリー
- 「行くぞ、全国! ももクロ全国行脚の幕が上がる」(2015年・スカパー) - 127館舞台挨拶全国行脚密着ドキュメンタリー、ももいろクローバーZの高城れに担当
グラビア
- 「スーパーDVDカップ」出演:磯山さやか、吉井怜、朝倉えりか
脚注
- ^ とやま映像祭2017 富山県教育文化会館
- ^ 中山治美 (2014年5月7日). “耶雲哉治監督、元ももクロ早見あかりの魅力の引き出し方について語る -ウディネ・ファーイースト映画祭”. シネマトゥデイ. 2014年5月12日閲覧。
- ^ a b “早見あかり初主演長編映画『百瀬、こっちを向いて。』、向井理が元・非モテの語り手に”. CINRA.NET (2013年12月9日). 2014年3月10日閲覧。
- ^ “清水富美加×飯豊まりえW主演、女子高が舞台のミステリー小説「暗黒女子」映画化”. 映画ナタリー. (2016年9月8日) 2016年9月8日閲覧。
外部リンク
- ROBOT公式サイト
- 耶雲哉治 (@yakumomomo) - X(旧Twitter)
- 耶雲哉治 - allcinema
- 耶雲哉治 - KINENOTE
- 耶雲哉治のページへのリンク