羽根尾駅とは? わかりやすく解説

羽根尾駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 06:24 UTC 版)

羽根尾駅
駅入口(2021年7月)
はねお
Haneo
群馬大津 (2.2 km)
(2.9 km) 袋倉
群馬県吾妻郡長野原町大字羽根尾1352-2
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 吾妻線
キロ程 46.4 km(渋川起点)
電報略号 ハネ
駅構造 地上駅盛土上)
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
41人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1971年昭和46年)3月7日[1][2]
備考 無人駅[1]
標高:669m
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羽根尾駅(はねおえき)は、群馬県吾妻郡長野原町大字羽根尾にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)吾妻線である[1]

歴史

駅構造

築堤上に島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎は無い。ホームは駅前広場より高い位置にあり、広場から地下道を通ってホームへ上る[1]

長野原草津口駅管理の無人駅[1]

開設から1982年(昭和57年)までは貨物取扱駅で、貨物列車発着のための駅長・駅員が配属され常駐していた[1]。その名残で、構内はかなり広く、最大4本の側線を有していた。

吾妻線内で列車交換可能な駅としては最西端となる[注 1]

のりば

ホーム 路線 方向 行先
南側 吾妻線 下り 万座・鹿沢口大前方面[5]
北側 上り 渋川方面[5]

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

群馬県統計年鑑によると、1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 一日平均
乗車人員
2002年 89
2003年 90
2004年 77
2005年 70
2006年 66
2007年 46
2008年 43
2009年 39
2010年 43
2011年 41

駅周辺

バス路線

駅前の国道406号上に草軽交通応桑道」(おうくわみち)バス停留所がある。東京方面と草津温泉間においては特急「草津・四万」号停車駅の長野原草津口駅が乗換駅として位置づけられているが、一部の乗換検索システムではバス運賃が若干安くなる当駅が「乗換駅」として表示されるため、トイレや売店もない無人駅ながら2020年代に入ってから若年層や訪日客を中心に草津温泉方面の乗り換え利用が増えている[6]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
吾妻線
群馬大津駅 - 羽根尾駅 - 袋倉駅

脚注

注釈

  1. ^ 袋倉駅以西は全て棒線駅のため列車交換不可。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、24頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、457頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「吾妻線 長野原 - 大前間が開業」『交通新聞』交通協力会、1971年3月9日、1面。
  4. ^ 吾妻線にSuicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年5月26日。オリジナルの2019年6月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190629084454/https://www.jreast.co.jp/press/2014/20140513.pdf2020年5月24日閲覧 
  5. ^ a b 時刻表 羽根尾駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
  6. ^ 無人駅で降りてどこへ? JR羽根尾駅(群馬)の謎、実はGoogle推奨ルートだった 観光客、バス会社も困惑 - 上毛新聞

関連項目

外部リンク





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