編集部解散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 22:18 UTC 版)
順風満帆に見えた『危ない1号』であったが、1997年頃から青山は鬱と薬物乱用が原因で実家に引きこもるようになり、第3巻「特集/快感」の企画段階で降板。東京公司もデータハウスに吸収される形で消滅する。その後、副編集長の吉永嘉明が代わりに第3巻の編集長を務めたが、精神的疲弊などを理由に吉永も第3巻を最後に降板する。 吉永は『危ない1号』の編集を降りた理由の一つとして「作り手より読者のほうが過激になっていった」と述べており、本物の薬物依存者や精神疾患を抱えた読者を獲得したことに困惑していたという。青山も「あれはシャレなのにマジに鬼畜と言われてしまう」と葛藤を抱えていたとされ、吉永は愛読者の中に神戸連続児童殺傷事件を起こした酒鬼薔薇聖斗が居たことを著書『自殺されちゃった僕』の中で明かしている。
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