結果の条件による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:16 UTC 版)
「結果 (確率論)」の記事における「結果の条件による分類」の解説
多くある(または無数にあることもある)結果たちを条件によって分け、確率をもつ(と考えられる)集合のことを「事象」と呼ぶ。ホップの拡張定理より、事象空間は完全加法族であることを仮定する。 1つだけの結果からなる事象を根元事象という。試行の結果全体からなる集合を、その試行の標本空間という。1つの結果は、様々な事象の要素になる。 標本空間が高々可算集合の場合、標本空間の部分集合は事象である(つまり、標本空間の冪集合の全ての要素は、事象として定義される)。標本空間が非可算集合の場合、非可測集合である事象に対しては確率が定義できない。このような集合は事象から除いて考える。
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