納所村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 08:19 UTC 版)
納所村(のうそむら)は、京都府紀伊郡にあった村。明治22年(1889年)の町村制施行にあたり紀伊郡の納所町および納所村により発足し、昭和6年(1931年)に京都市に編入され消滅した。現在の京都市伏見区で納所を冠する町の区域に当たる。
地理
- 河川:桂川
歴史
町村制施行により、1889年(明治22年)10月に従前の納所町および納所村により発足し、それぞれの区域に納所町と納所村の2つの大字が置かれた。その後、1931年(昭和6年)に京都市に編入され、新設された伏見区に所属することになり、納所学区を構成した[1]。京都競馬場(淀競馬場)が位置する公称町の向島又兵衛・葭島渡場島町はかつての向島村で、1931年(昭和6年)に京都市に編入され、戦前の学区では向島学区に属したが[2]、現在の学区(元学区)では納所学区に含まれる[3]。
脚注
- ^ 『京都市学区大観』 (1937), pp. 148–149, 「伏見区納所学区」.
- ^ 『京都市学区大観』 (1937), pp. 149–150, 「伏見区向島学区」.
- ^ “伏見区学区案内”. 2025年6月28日閲覧。
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 26 京都府』 上巻、角川書店、1982年。ISBN 4-040-01261-5。
- 『京都市学区大観』京都市学区調査会、1937年。doi:10.11501/1440637。
関連項目
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