納払明細帳とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 歴史民俗用語 > 納払明細帳の意味・解説 

納払明細帳

読み方:オサメハライメイサイチョウ(osameharaimeisaichou)

江戸時代帳簿


納払明細帳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/23 14:55 UTC 版)

納払明細帳(おさめばらいめいさいちょう)は、江戸時代代官所から江戸幕府勘定所に対して毎年進達する帳簿の1つ。大積納払明細帳とも。

浅草米蔵や御金蔵に納入する予定米金額を確定させるために作成する勘定仕上げ(決算)の元払となる帳簿である。取箇帳・郷帳に掲載された租税に加えて、年々増減のある運上分一類や高掛物・付加税・諸物払代・拝借返納金などの各納物や村々に渡すべき金品など、当年の出納に関わる全てを記載し、地方勘定帳に記載しないものに関しては外記に記す。年貢が皆済される12月中までに勘定所の勝手方に進達した。

参考文献

  • 大野瑞男「納払明細帳」(『国史大辞典 2』(吉川弘文館、1980年) ISBN 978-4-642-00502-9
  • 大野瑞男「納払明細帳」(『日本史大事典 1』(平凡社、1992年) ISBN 978-4-582-13101-7


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「納払明細帳」の関連用語

1
12% |||||

納払明細帳のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



納払明細帳のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの納払明細帳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS