紅葉山掃除之者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/27 12:24 UTC 版)
徳川家康の廟である東照宮や、歴代将軍の霊廟のある紅葉山の清掃を受け持つ役職。正徳4年(1714年)5月12日に設置。13俵1人扶持で、抱席の御家人が就任。掃除之者頭の支配を受ける。当初は定員10名だったが、後に70名に増員。20名が紅葉山御宮(東照宮)に、50名が各将軍の廟所に配属された。御宮付の者には金2分、廟所の清掃を兼帯する者には金1両が別途に支給された。 組頭は在任者の中から選ばれ、70名の紅葉山掃除之者を統括した。組頭は若年寄支配で、30俵2人扶持、御目見以下で抱席であった。江戸時代初期には紅葉山掃除頭とも呼ばれていた。
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