紀千世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 15:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動紀 千世(き の ちよ)は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族。官位は従五位下・弾正弼。
経歴
天応元年(781年)桓武天皇の即位後まもなく従五位下に叙爵。同年兵部少輔に任ぜられると、延暦2年(783年)中衛少将と桓武朝初頭は武官を歴任する。延暦4年(785年)民部少輔、次いで豊後守に任ぜられ地方官に転じる。
延暦16年(797年)刑部少輔、延暦18年(799年)弾正弼と桓武朝末にかけて再び京官を歴任している。
官歴
『六国史』による。
- 時期不詳:正六位上
- 天応元年(781年) 4月15日:従五位下。10月4日:兵部少輔
- 延暦2年(783年) 2月25日:中衛少将
- 延暦4年(785年) 正月15日:民部少輔。7月6日:豊後守
- 延暦16年(797年) 3月27日:刑部少輔
- 延暦18年(799年) 4月11日:弾正弼
脚注
参考文献
- 紀千世のページへのリンク