紀ノ川橋梁 (南海本線)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 紀ノ川橋梁 (南海本線)の意味・解説 

紀ノ川橋梁 (南海本線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/20 23:38 UTC 版)

上り線を左岸(南)から。
下り線を左岸(南)から。

紀ノ川橋梁(きのかわきょうりょう)は、南海電気鉄道の路線である南海本線の、紀ノ川駅 - 和歌山市駅間にある鉄道橋

概要

1903年明治36年)、まず現在の南海本線上り線が紀の川に架けられた。ピン結合によるプラットトラス橋3連を、16連と3連のガーダー橋が挟む形である。上り線はアメリカ合衆国AアンドP・ロバーツ設計、アメリカン・ブリッジ製造。

1922年大正11年)に隣接して下り線用の橋梁が架けられ、この区間が複線化された。この下り線の桁はワーレントラス橋3連を、16連と3連のガーダー橋が挟む。国産である。

1998年平成10年)には南海の調査により「耐震性に劣る」として架け替えが検討されたが、その後鉄道総合技術研究所(JR総研)の調査で支障がないことがわかり、計画は中止された[1][2]

2022年令和4年)9月に上り線・下り線が共に土木学会選奨土木遺産に認定された[3]

アクセス

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

外部リンク

座標: 北緯34度14分42.2秒 東経135度10分19.6秒 / 北緯34.245056度 東経135.172111度 / 34.245056; 135.172111




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「紀ノ川橋梁 (南海本線)」の関連用語

紀ノ川橋梁 (南海本線)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



紀ノ川橋梁 (南海本線)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの紀ノ川橋梁 (南海本線) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS