糖飯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/25 20:20 UTC 版)
糖飯(とうはん)と呼ばれる食物が用意され、パニヒダの終了後に参祷者に供される事がある。 糖飯とは、麦・餅米といった穀物を炊いたものを、蜜や砂糖で甘くしたもの。穀物を用いるのはイオアンによる福音書(ヨハネによる福音書)の12章24節にある一粒の麦の喩えに由来し、甘くするのは申命記6章3節にあるような「乳と蜜の流れる地」と表現された天国の味わいを象るとされる。 皿に丸く盛り付けられ、その上に干し葡萄などを十字架の形に飾る事が多い。
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