米比戦争による終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 09:28 UTC 版)
「フィリピン第一共和国」の記事における「米比戦争による終焉」の解説
詳細は「米比戦争」を参照 フィリピン・アメリカ戦争の期間を通して緊張状態が続いた。アギナルドと同志はアメリカ軍に抵抗するために、事実上の首都であったマロロスから撤退し、ルソン島北部の山岳地帯へと落ち延びてゲリラ戦争を展開した。日本からも独立を支援するため志士が参加したが、武器弾薬を積んだ布引丸が沈没したことやフィリピンに潜伏していた志士たちが捕縛されるなどして失敗した。1901年4月1日、アギナルドはアメリカ合衆国への忠誠を誓い、公式にはフィリピン第一共和国の消滅と、フィリピンがアメリカ合衆国の支配下にあることを認めた。 後に、第二次世界大戦で日本軍がフィリピンに上陸するとアギナルドらは日本に協力し、フィリピン第二共和国として再度独立したが、日本軍の傀儡となり日本の降伏と共に終焉を迎えた。
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