節度使 (日本)
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節度使(せつどし)とは、奈良時代(8世紀)に軍団を統轄するために設置された臨時の官職(令外官)である。戦時体制の構築と動員の準備を目的とし、道単位で派遣された使節である。当時、崩壊の危機に瀕していた軍団制の強化引き締めを目的とし、兵士の訓練・兵器の管理などを監察した。
- ^ 『続日本紀』聖武天皇 天平4年8月17日条
- ^ 『続日本紀』聖武天皇 天平4年8月22日条
- ^ 『続日本紀』聖武天皇 天平4年8月27日条
- ^ a b 岩波書店『続日本紀』2.、補注11-二九
- ^ 『続日本紀』光仁天皇 宝亀11年7月15日条
- ^ 『続日本紀』聖武天皇 天平6年4月21日条
- ^ 『続日本紀』聖武天皇 天平6年4月23日条
- ^ 『続日本紀』廃帝 淳仁天皇 天平宝字3年6月18日条
- ^ 『続日本紀』廃帝 淳仁天皇 天平宝字3年8月6日条
- ^ 『続日本紀』廃帝 淳仁天皇 天平宝字3年9月19日条
- ^ 『続日本紀』廃帝、淳仁天皇 天平宝字5年11月17日条
- ^ a b 北啓太「天平四年の節度使」『奈良平安時代史論集』上
- ^ 「健児制成立の背景とその役割」佐伯有清編『日本古代史論考』
- ^ 『続日本紀』廃帝 淳仁天皇 天平宝字8年7月17日条
- ^ 『続日本紀』称徳天皇 天平宝字8年11月12日条
- ^ 『万葉集』巻第六、971番、972番
- ^ 『万葉集』巻第六、973番、974番
- 1 節度使 (日本)とは
- 2 節度使 (日本)の概要
- 3 脚注
「節度使 (日本)」の例文・使い方・用例・文例
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