第9曲 アリア「満足のうちに思い見よ』(Sehet in Zufriedenheit)
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ソプラノ・オーボエ・弦楽器・通奏低音、ト長調、2/2拍子 全楽器によるガボットのアリア。音楽の構造は簡潔で、オーボエと第一ヴァイオリンを主旋律とする前奏部、主旋律をソプラノに変えたうえで詩を2回反復する歌唱部、前奏をそのまま反復する後奏部からなり、結果的に同じメロディが3回繰り返される。歌詞では喜びの時を糧に愛の花が開くことを祈念する。かつてモダン楽器での演奏が盛んだった頃は、この曲を結婚式場や披露宴会場からの退場曲になぞらえ、演奏時のディミヌエンドや録音時のフェードアウトを意図的に行う演出が一部で見られた。
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