第9号繋留廃艦とは? わかりやすく解説

第9号繋留廃艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/24 23:04 UTC 版)

パーミャチ・メルクーリヤ (巡洋艦)」の記事における「第9号繋留廃艦」の解説

退役した「パーミャチ・メルクーリヤ」はすぐには解体されず、港に繋留された。第一次世界大戦が始まると、旧「パーミャチ・メルクーリヤ」繋留廃艦として再利用されることになった1915年10月15日付けで第9号繋留廃艦(Бло́кшив № 9)として黒海艦隊再登録され、艦上黒海艦隊水雷戦隊司令部置かれた。 1917年二月革命後は、ロシア臨時政府管轄下に置かれた。十月革命後所属はっきりしていないが、同年12月セヴァストーポリボリシェヴィキによって武力的掌握されると、赤軍管轄下に置かれた。その後ドイツ帝国イギリス・フランスなどの軍の管轄下に置かれた。 1919年3月には掃海隊の輸送母船(транспорт-база)として、南ロシア海軍編入された。1920年11月14日ロシア軍クリミアから撤退する際にセヴァストーポリ打ち捨てられ赤軍によって接収された。同年12月には、ウクライナ・クリミア軍(ロシア語版黒海アゾフ海海軍編入された。1921年8月8日には、繋留廃船から工作艦へ改装された。

※この「第9号繋留廃艦」の解説は、「パーミャチ・メルクーリヤ (巡洋艦)」の解説の一部です。
「第9号繋留廃艦」を含む「パーミャチ・メルクーリヤ (巡洋艦)」の記事については、「パーミャチ・メルクーリヤ (巡洋艦)」の概要を参照ください。

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