第7曲「大砲ソング」(Kanonen-Song)
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原曲は第1幕第2場、侯爵家の厩舎で行われるメッキー・メッサーとポリーの結婚式に招かれたロンドン警視総監のタイガー・ブラウンがメッキー・メッサーと共に歌う行進曲調の歌。かつて二人はインドの植民地で戦友であり、歌詞は当時を懐かしむ陽気かつ残酷な内容となっている。ヴァイルの妻で『三文オペラ』初演の際、ジェニーを演じたロッテ・レーニャによれば、初演でこの曲が登場するまでは、客席は冷ややかであったが、この曲が演奏された後、突如として「信じられない熱狂の嵐がまきおこった」そうである。曲の後半に登場する原曲にない楽句が切迫感を煽っている。
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