第7曲 二重唱『幸いなるかな』(Wie selig ist der Leib)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 16:04 UTC 版)
「われらが神は堅き砦」の記事における「第7曲 二重唱『幸いなるかな』(Wie selig ist der Leib)」の解説
アルト・テノール・オーボエ・ダ・カッチャ・ヴァイオリン・通奏低音、ト長調、3/4拍子 歩行音型の通奏低音に乗せて、オーボエとヴァイオリンが調和し、魂と神の信頼から生まれる調和を象徴する。アルトとテノールの歌も同様に寄り添ったり厳格にカノンを構成したりと、不可分の調和を強調しつつ進行する。後半部では再び戦場のモティーフを伴奏が形作る中を、それでもカノンを崩さず敵の壊走を確信し、やがて死の恐怖を克服した魂の最期を暗示するように、静かに歌い終える。伴奏は冒頭主題を再現し、穏やかな後奏を提示する。
※この「第7曲 二重唱『幸いなるかな』(Wie selig ist der Leib)」の解説は、「われらが神は堅き砦」の解説の一部です。
「第7曲 二重唱『幸いなるかな』(Wie selig ist der Leib)」を含む「われらが神は堅き砦」の記事については、「われらが神は堅き砦」の概要を参照ください。
- 第7曲 二重唱『幸いなるかな』のページへのリンク