第6曲 アリア『今や汝わが良心を鎮むべし』(Nun du wirst mein Gewissen stillen)
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「イエスよ、汝わが魂を」の記事における「第6曲 アリア『今や汝わが良心を鎮むべし』(Nun du wirst mein Gewissen stillen)」の解説
バス・オーボエ・弦楽器・通奏低音 ハ短調、4/4拍子 厳格な弦楽器の伴奏をリトルネロとしたオーボエ協奏曲にアリアをはめ込んだもの。止まることなく躍動するオーボエに拮抗するように、バスの旋律も華やかなメリスマをまとっている。特に「希望」(Hoffnung)と「簒奪」(rauben)に当てられたメリスマは十六分音符で2小節にも達する。全体的に躍動的なメロディの中で、永遠の信頼を告白する(Ewigkeit)に当てた2小節の同音保持は例外的なモティーフである。
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