第4部・貿易商人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 04:28 UTC 版)
「ファウンデーション (小説)」の記事における「第4部・貿易商人」の解説
徐々に勢力を伸ばしていたファウンデーションだったが、周辺諸国の王たちから見れば、ファウンデーションの科学力を受け入れることすなわちファウンデーションの擬似宗教支配に屈することでもあってとうてい受け入れられず、科学力と疑似宗教力を組み合わせた拡大策も限界に達した。その頃から次第に擬似宗教抜きでファウンデーションの科学の成果たるオーバーテクノロジーな商品を売る貿易商人たちが勢力を伸ばして行く。その貿易商人たちの一人リマー・ポニェッツは、擬似宗教ごと科学とその産物を拒否するアスコーン国に囚われたファウンデーションの工作員ゴロヴを救出する任務と、アスコーンで一商売して自分の営業ノルマを達成しなければならないという難問に直面する。アスコーンに関しては、ポニェッツの計略で小口の貿易から始め、結果としてファウンデーションの宗教を受け入れるまでに至らせることとなるが、却ってこれが周辺星域の、まだファウンデーションの商業(宗教)圏に属さない国々の反感を招く結果となる。
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