第2期の出土品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 05:53 UTC 版)
掘り直された流路跡(SD2002)から灯明皿が出土しているが、量は第1期ほど多くない。 歌木簡、「阿支波支乃之多波毛美智(あきはきのしたはもみち)」の文字が読める木簡が見つかったが、これは『万葉集』にある歌「秋萩の下葉もみちぬあらたまの月の経ゆけば風をいたみかも(作者不詳)」の上の部と判定された。 墨書土器、「神雄寺」(約10点出土)、「神寺」、「大殿」などの文字が書かれた土器が見つかり、この遺跡が当時神雄寺であったことが判明した。 彩釉山水陶器、山や川をかたどった20個以上の着色した焼き物を組み合わせて、箱庭のような山水風景を表現したもの。 釉薬で彩色された香炉や瓶や皿などの仏具類。
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