第2回日中韓3カ国交流陸上競技大会とは? わかりやすく解説

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第2回日中韓3カ国交流陸上競技大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/05 04:05 UTC 版)

第2回日中韓3カ国交流
陸上競技大会
主催 日本陸上競技連盟
北海道新聞社
北海道文化放送
道新スポーツ
開催地 日本札幌市
日程 2015年7月12日
競技場 札幌厚別公園競技場
年齢区分 シニア
実施種目 トラック&フィールド競技
種目数 14種目(男女各7種目)
新記録 韓国記録(1)
サイト nambu-memorial.jp
備考 国別対抗戦
1位 中国
2位 日本
3位 韓国
2016

第2回日中韓3カ国交流陸上競技大会(だい2かいにっちゅうかん3かこくこうりゅうりくじょうきょうぎたいかい)は、2015年7月12日日本札幌市で開催された、日本・中国・韓国の3カ国による第2回交流陸上競技大会である。初の日本開催となった今大会は南部忠平記念陸上競技大会との合同開催で行われた。

今後3年置きに南部大会との開催予定。(2018年は第5回開催)

大会概要

代表選手

今大会の日本代表には、男子400mハードルの松下祐樹、男子三段跳の石川和義、男子砲丸投の畑瀬聡、女子400mの青木沙弥佳、女子100mハードルの紫村仁美、女子棒高跳の竜田夏苗、女子走幅跳の岡山沙英子、女子砲丸投の太田亜矢といった6月の日本選手権で優勝した選手や、男子400mハードルの岸本鷹幸をはじめとする日本選手権で入賞した選手など、男女各17名(計34名。合同開催の南部記念にオープン参加する選手も含む)が選出された[1]。これらの選手は日本選手権で優勝や入賞を果たしながらも、8月の北京世界選手権の参加標準記録を突破していないため、日本選手権後に発表された北京世界選手権日本代表には選出されなかった。今大会で参加標準記録を突破すれば北京世界選手権日本代表に追加される可能性は高かったが、参加標準記録を突破した選手は出なかった。

国別対抗戦

今大会は男子のトラック競技4種目は全て日本勢が制し、前回大会の3種目(男子400m、女子400mハードル、女子4×400mリレー)を上回る4種目で日本勢が優勝した。しかし、その4種目以外の全ての種目は中国勢が制し、国別対抗戦は2大会連続で中国が1位、日本が2位、韓国が3位という結果になった[2]

記録

男子砲丸投で韓国代表の鄭一雨が韓国新記録となる19m49をマークした[3]

国別メダル受賞数・得点

男女総合

順位 合計 得点
1位 中国 10 6 4 20 193
2位 日本 4 3 8 15 168
3位 韓国 0 5 2 7 148

男子

順位 合計 得点
1位 日本 4 1 2 7 93
2位 中国 3 3 4 10 93
3位 韓国 0 3 1 4 75

女子

順位 合計 得点
1位 中国 7 3 0 10 100
2位 日本 0 2 6 8 75
3位 韓国 0 2 1 3 73

競技結果

男子

種目
トラック競技
200m
(風:+2.1m/s)
原翔太
日本
20秒50 莫有雪
中国
20秒76 高平慎士
日本
20秒82
800m 田中匠瑛
日本
1分54秒75 李武勇
韓国
1分55秒08 高冬旭
中国
1分55秒24
400mハードル 岸本鷹幸
日本
50秒06 松下祐樹
日本
50秒11 程文
中国
50秒43
4×400mリレー 日本
田村朋也
金丸祐三
小林直己
堀井浩介
3分04秒85 中国
程文
朱晨斌
高冬旭
郭鐘澤
3分13秒74 韓国
金賢浩
李武勇
朱尙珉
李相珉
3分15秒54
フィールド競技
走高跳 庾石鎖
中国
2m24 郭勁岐
中国
2m18 大田和宏
日本
2m18
三段跳 董斌
中国
17m21
(+2.8)
金德現
韓国
17m07
(+2.5)
曹碩
中国
16m98
(+3.0)
砲丸投 田子重
中国
19m61 鄭一雨
韓国
19m49
NR
劉洋
中国
19m00
NR 国家記録

女子

種目
トラック競技
100m
(風:+1.8m/s)
韋永麗
中国
11秒32 袁琦琦
中国
11秒52 宮澤有紀
日本
11秒56
400m 陳静文
中国
55秒41 趙恩侏
韓国
56秒01 青木沙弥佳
日本
56秒25
100mハードル
(風:+2.5m/s)
康亜
中国
13秒10 紫村仁美
日本
13秒13 田中杏梨
日本
13秒23
4×100mリレー 中国
陶宇佳
孔令微
袁琦琦
韋永麗
43秒09 日本
宮澤有紀
中村水月
世古和
北風沙織
45秒08 韓国
李先愛
金岷志
呉壽烱
李叡珍
46秒23
フィールド競技
棒高跳 任夢茜
中国
4m25 林恩知
韓国
4m20 仲田愛
日本
4m10
走幅跳 陸敏佳
中国
6m54
(+2.3)
周小雪
中国
6m46
(+2.6)
岡山沙英子
日本
6m27
(+2.3)
砲丸投 卞卡
中国
17m77 劉相蓉
中国
15m92 太田亜矢
日本
15m53

脚注

参考

外部リンク




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