第1楽章 アレグロ・パテティーコ 変ロ短調 4/4拍子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 01:59 UTC 版)
「ピアノ協奏曲第1番 (シャルヴェンカ)」の記事における「第1楽章 アレグロ・パテティーコ 変ロ短調 4/4拍子」の解説
上記の通り、ソナタ形式の展開部にあたる部分が緩やかな音楽に置き換えられた構成となっている。冒頭、管弦楽によるフォルテッシモの第1主題の強奏から開始する。まもなくピアノが受け継ぎ、第1主題を完全な形で奏する。続く第2主題は変イ長調である。ピアノの華麗な走句で盛り上がって展開部に入るが、しばらくすると音量、テンポを落としてアダージョ、変ニ長調の部分に入る。曲はしばらく穏やかに進み、低音から次第に第1主題の動機が姿を現して再現部となるが、ここでは第1主題の再現は簡略化されて後半楽節のみとなっている。第2主題が変ニ長調で再現された後、第1主題の前半部が管弦楽のみで再現され、そのままピアノを交えず楽章を閉じる。
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