第1楽章 ヴィヴァーチェ(Vivace)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 12:06 UTC 版)
「2つのヴァイオリンのための協奏曲 (バッハ)」の記事における「第1楽章 ヴィヴァーチェ(Vivace)」の解説
冒頭20小節の間に、第2ヴァイオリン-第1ヴァイオリン-通奏低音-第2ヴァイオリン-第1ヴァイオリンの順で、3.5小節のフーガ主題が5回も現れるフガートで開始される。その後、独奏部を挟んで、通常のリトルネロの代わりに、第1ヴァイオリン(a)-通奏低音(g)-第1ヴァイオリン(d)の順でフーガ主題が回帰する。フーガ主題冒頭の動機は、合奏部がユニゾンで独奏部の伴奏をする際に繰り返し用いられ、楽章に統一感をもたらしている。独奏部は同度の模倣で始まり、4度・6度等多彩に絡む。
※この「第1楽章 ヴィヴァーチェ(Vivace)」の解説は、「2つのヴァイオリンのための協奏曲 (バッハ)」の解説の一部です。
「第1楽章 ヴィヴァーチェ(Vivace)」を含む「2つのヴァイオリンのための協奏曲 (バッハ)」の記事については、「2つのヴァイオリンのための協奏曲 (バッハ)」の概要を参照ください。
- 第1楽章 ヴィヴァーチェのページへのリンク