第三の天体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 04:28 UTC 版)
2009年、Qian らは、連星が起こす食の間隔の周期的な変動に基づいておとめ座QS星に属する太陽系外惑星を報告した。この惑星は連星の外部を半径4.2AUの軌道で周回しており、質量は木星の6.4倍と計算された。 しかし、新たな観測を踏まえて2010年に発表された Parsons らの研究では、おとめ座QS星の食間隔の変動は惑星の存在を仮定しても説明できないとされた。代わりに、下限質量が0.05太陽質量、公転周期14年、離心率0.9の長楕円軌道の天体を考えると、概ね観測結果に一致することが示された。 おとめ座QS星の惑星名称(恒星に近い順)質量軌道長半径(天文単位)公転周期(日)軌道離心率軌道傾斜角半径b(未確認) 6.4 MJ 4.2 2869 — — —
※この「第三の天体」の解説は、「おとめ座QS星」の解説の一部です。
「第三の天体」を含む「おとめ座QS星」の記事については、「おとめ座QS星」の概要を参照ください。
- 第三の天体のページへのリンク