第一音波とゼロ音波とは? わかりやすく解説

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第一音波とゼロ音波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/30 09:42 UTC 版)

ゼロ音波」の記事における「第一音波とゼロ音波」の解説

相互作用するフェルミ粒子系での通常の音波第一音波)は、高温では準粒子間の衝突頻繁に起き、常に局所的な熱平衡状態成立している[要ページ番号]。このとき音波運動は、流体力学運動方程式記述される。またこのときの音速は、圧縮率によって決まる。一方で低温になるとフェルミ縮退起こり準粒子衝突頻度低くなる。よって第一音波減衰伝播できない。 しかし低温においてフェルミ粒子間に相互作用があると(フェルミ液体論)、第一音波とは物理的性質が全く異な音波伝播が可能である。レフ・ランダウは、これを絶対零度でも存在する音波という意味でゼロ音波名付けたゼロ音波は、集団励起一つである。

※この「第一音波とゼロ音波」の解説は、「ゼロ音波」の解説の一部です。
「第一音波とゼロ音波」を含む「ゼロ音波」の記事については、「ゼロ音波」の概要を参照ください。

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