熊野神社 (葛飾区)とは? わかりやすく解説

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熊野神社 (葛飾区)

(立石熊野神社 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/04 13:43 UTC 版)

五方山 熊野神社

拝殿
所在地 東京都葛飾区立石八丁目44番31号
位置 北緯35度44分24.6秒 東経139度51分29.2秒 / 北緯35.740167度 東経139.858111度 / 35.740167; 139.858111座標: 北緯35度44分24.6秒 東経139度51分29.2秒 / 北緯35.740167度 東経139.858111度 / 35.740167; 139.858111
主祭神 伊邪那岐大神速玉男大神事解雄大神
社格 旧村社
創建 長保年間
別名 立石熊野神社
例祭 9月16日
主な神事 大祓
地図
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熊野神社(くまのじんじゃ)は、東京都葛飾区立石八丁目にある神社。五方山 熊野神社(ごほうざん くまのじんじゃ)と号している。

由緒

社伝や『新編武蔵風土記稿』では長保年間999年 - 1003年)に、陰陽師安倍晴明によって当地に熊野大神熊野権現)が勧請されたのが起こりとされている[1][注釈 1]

境内

鳥居
水盤舎裏手の"忠勈碑 (ちゅうゆうひ) "。かつては葛飾区立立石図書館の脇にあった[3]

葛飾区内を流れる中川蛇行部(中川七曲)の右岸に位置する。社地は元来一辺が約三十間の正五角形をなしていたとされ、現在もその痕跡を残しているが、この社地の形状が五行をかたどっているとされている。また当社やかつての別当寺であり近隣にある五方山南蔵院立石寺山号 五方山もこれに由来する。

社殿寛政8年 (1796年)に造営されたご神体を安置する石造りの内陣、明治12年 (1879年)に造営された総公孫樹造りの本殿、幣殿および拝殿(ともに大正10年 (1921年)造営。昭和36年 (1961年)改築造営。)からなる権現造である。境内社として水神社、天満宮、浅間神社、稲荷神社がある。また境内に幼稚園が併設されている。

社殿の両脇に樹齢300年以上になるクスノキの神木が2本あり、葛飾区登録天然記念物として登録されている[4]

ご神体

長さ二尺余りの神代の石剣と伝えられる[注釈 2]

交通アクセス

脚注

注釈

  1. ^ 江戸名所図会は「鎮座の年歴等を詳らかにせず」と記している[2]
  2. ^ 江戸名所図会には同様の例として石神井神社阿佐ヶ谷神明宮が挙げられている[2]

出典

参考文献

関連項目

外部リンク




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