稲畑汀子とは? わかりやすく解説

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稲畑汀子

稲畑汀子の俳句

がたと榾崩れて夕べなりしかな
とらへたる柳絮を風に戻しけり
どちらかと言へば麦茶の有難く
一枚の障子明りに技芸天
一点の橇一線の橇の道
人事と思ひし河豚に中りたる
今日何も彼もなにもかも春らしく
光る時光は波に花芒
初蝶を追ふまなざしに加はりぬ
君がため春着よそほふ心あり
地吹雪と別に星空ありにけり
年賀状だけのえにしもいつか切れ
日向ぼこし乍ら出来るほどの用
明るさは海よりのもの野水仙
昼寝するつもりがケーキ焼くことに
書初の筆の力の余りけり
看取りより解かれし冬を淋しめり
空といふ自由鶴舞ひやまざるは
花の道つづく限りをゆくことに
苗代寒さそへる雨となりにけり
落椿とはとつぜんに華やげる
見ることも松の手入でありしかな
見る者も見らるる猿も寒さうに
転びたることにはじまる雪の道
長き夜の苦しみを解き給ひしや
霧氷ならざるは吾のみ佇みぬ
 




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