土屋秀夫とは? わかりやすく解説

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土屋秀夫

土屋秀夫の俳句

いつまでも見送っている案山子かな
さや豌豆つる延命の管青し
そこにある祖父のマントの侵略史
ブルーシート主は不在梅早し
六十ですべてを捨つる梅一輪
初夢を篩にかけて残るもの
名刺入れ丸ごと焼いて雑煮食う
如月や分家の格を教えられ
忘れもの戻れば墓地に青嵐
新米を供えながらも恨み言
春めくや蛇口の錆の血の味よ
洗ひ髪トマトをかじる女中部屋
浮塵子なら日没までの舞踏会
玉音のそらへそらへと夏の蝶
生誕の血煙向こうから春の月
田植えすみ大海原のあらわるる
目を閉じて水のありかを聴く守宮
稲という草の実食ってアジアかな
空き缶をつぶす音聞く羽根布団
繋船の順に乗り越え春の潮
肋骨を削る裏庭風涼し
身の始末念頭にして霧を吹く
辣韮を三つぶ小皿においてみる
退去する軒に風鈴吊るし置く
風鈴をひとつ鳴らして父帰る
 




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