稲原村とは? わかりやすく解説

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稲原村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/08 10:21 UTC 版)

いなはらむら
稲原村
廃止日 1956年9月30日
廃止理由 新設合併
印南町、稲原村印南町
現在の自治体 印南町、御坊市
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
日高郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 27.23 km2.
総人口 3,199
国勢調査1955年
隣接自治体 御坊市、日高郡印南町、川辺町切目川村
稲原村役場
所在地 和歌山県日高郡稲原村大字印南原
座標 北緯33度52分22秒 東経135度12分05秒 / 北緯33.87283度 東経135.20147度 / 33.87283; 135.20147座標: 北緯33度52分22秒 東経135度12分05秒 / 北緯33.87283度 東経135.20147度 / 33.87283; 135.20147
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稲原村[1](いなはらむら)は、和歌山県日高郡にあった。現在の印南町の北西部、紀勢本線稲原駅の周辺および御坊市明神川にあたる。

地理

  • 山岳:講山、寺山、琴平山、黒岩山、青垣内山、雨乞山、橋免山、赤松山
  • 河川:印南川、王子川

歴史

村政

行政区は印南原、南谷、山口、立石、明神川[1]村長助役収入役は以下の通りである。

村長

助役

  • 山西松之助[1]

収入役

  • 湯川熊右衛門[1]

経済

産業

1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、産物は農産264341円、林産56348円、水産30670円、工産8025円[1]

農業

土地は2901反、56町2反[1]。『大日本篤農家名鑑』によれば、稲原村の篤農家は笹野姓の人物がいた[2]

人口

1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、戸数520、人口2764[1]

施設

交通

鉄道路線

道路

現在は旧村域を阪和自動車道が通過するが、当時は未開通。

ゆかりのある人物

  • 二階俊博(政治家) - 自由民主党衆議院議員。稲原村長をつとめた二階俊太郎の息子で稲原小学校に入学、終戦後御坊小学校に転入した[4]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『市町村治績録 改訂第2版』和歌山県21頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月8日閲覧。
  2. ^ a b 『大日本篤農家名鑑』120頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年5月13日閲覧。
  3. ^ 『東亜政治経済文化大観』174頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年2月21日閲覧。
  4. ^ 二階運輸大臣の半生 政治家というのは忙しい仕事なんだな、『小説 二階俊博』、二階事務所ホームページ。

参考文献

  • 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 日本自治協会編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。
  • 『東亜政治経済文化大観』国際通信社、1942年。
  • 角川日本地名大辞典 30 和歌山県』。

関連項目




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