移動ドで使われる階名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 20:12 UTC 版)
実際に使われる階名は発音上リズムを共に刻むのを容易にするため1音節であることが求められる。したがってアメリカなどで使用されている階名で使うのが一般的であるが、一部では音度記号などを使う場合もある。日本では臨時記号がついても階名が変化せず、ドレミが使われる事が多い(西塚式などの例外もある)。それに対して、一般的にアメリカなどの英語圏では♯は母音をi、♭は母音をeに変えて発音する(Reの場合は元々母音がeなのでaに変化する)。Do♭、Mi♯、Fa♭、Ti♯については伝統的に使用される階名は無いが、発展的にこれらにも階名を割り当てている場合もある。 音度記号英階名日階名西塚式ピッチクラス♭I - ド - 11 I Do ド 0 ♯I Di デ 1 ♭II Ra レ 1 II Re レ 2 ♯II Ri リ 3 ♭III Me ミ 3 III Mi ミ 4 ♯III - - 5 ♭IV - ファ - 4 IV Fa ファ 5 ♯IV Fi フィ 6 ♭V Se ソ 6 V So ソ 7 ♯V Si サ 8 ♭VI Le ラ 8 VI La ラ 9 ♯VI Li チ 10 ♭VII Te シ 10 VII Ti シ 11 ♯VII - - 0
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