福岡県公会堂貴賓館とは? わかりやすく解説

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福岡県公会堂貴賓館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 06:18 UTC 版)

旧福岡県公会堂貴賓館

情報
旧名称 福岡県公会堂貴賓館
設計者 三條栄三郎
施工 岩崎組
構造形式 木造
建築面積 396.3 m²
着工 1909年(明治42年)1月
竣工 1910年(明治43年)3月
改築 1985年(昭和60年)1月 - 1986年(昭和61年)12月
所在地 福岡県福岡市中央区西中洲6-29
座標 北緯33度35分29.8秒 東経130度24分16.0秒 / 北緯33.591611度 東経130.404444度 / 33.591611; 130.404444座標: 北緯33度35分29.8秒 東経130度24分16.0秒 / 北緯33.591611度 東経130.404444度 / 33.591611; 130.404444
文化財 重要文化財
指定・登録等日 1984年(昭和59年)
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旧福岡県公会堂貴賓館(きゅうふくおかけんこうかいどうきひんかん)は、福岡県福岡市にある国の重要文化財建築物である。天神中央公園の中に位置する。

概要

旧福岡県公会堂貴賓館は元々、第13回九州沖縄八県連合共進会の開催に伴い、来賓接待所のために建設された。1910年(明治42年)開館の折には閑院宮載仁親王同妃智恵子が宿泊、1912年(明治45年)3月には孫文が、同4月には皇太子嘉仁親王がそれぞれ逗留し、1916年(大正5年)の陸軍特別大演習では本営に指定された。 太平洋戦争中には福岡連隊区司令部にもなった。

戦後は福岡高等裁判所福岡県立水産高等学校、福岡県教育庁舎など様々な施設に転用。貴賓館は、明治時代の希少なフレンチ・ルネッサンス様式を基調とする公共の木造建築物と評価され、1984年(昭和59年)5月に国の重要文化財に指定された。

2005年(平成17年)に発生した福岡県西方沖地震で、天井・ガラス・壁などに大きな被害を受けたが、復旧工事を経て2008年(平成20年)5月から一般公開が再開された。

歴史

建築

木造二階建てで、設計は福岡県の土木技師三條栄三郎によるものであり、フレンチ・ルネッサンス様式のデザインが取り入れられている。

利用情報

一般公開されている。

交通アクセス

関連項目

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