福岡江川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 02:46 UTC 版)
| 福岡江川 | |
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       ふじみ野市福岡新田・富士見川越道路交差部
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| 水系 | 一級水系 荒川 | 
| 種別 | 普通河川 | 
| 延長 | (暗渠化前)約3.6 km | 
| 平均流量 | -- m³/s | 
| 水源 | 亀久保神明神社付近(埼玉県) | 
| 水源の標高 | 22 m | 
| 河口・合流先 | 新河岸川(埼玉県) | 
| 流域 | 埼玉県 | 
福岡江川(ふくおかえがわ)は、埼玉県ふじみ野市を流れる荒川水系新河岸川の支流で、普通河川である[1]。単に江川とも呼ばれる[2]。
地理
福岡江川は、埼玉県ふじみ野市亀久保二丁目(旧入間郡大井町大字亀久保)の亀久保神明神社付近の旧上福岡市飛地(現ふじみ野市南台2丁目飛地[3])の湧水[4]を水源とし、東久保、丸山、駒西、新駒林、駒林を流下し、福岡新田(ふじみ野市運動公園付近)で新河岸川に注ぐ荒川水系の普通河川である[1]。上流部の殆どは暗渠化され、現在は江川緑道として整備されている[5]。暗渠化されていない水宮付近には川底に湧水群が見られ、福岡江川湧水群と呼ばれている[6]。大井中央公民館江川分館(旧江川公民館)にその名が残されている。
治水・利水
   江戸時代以前は灌漑の為、田植えの季節に福岡村・福岡新田村・中福岡村の3ヶ村で川を仮に堰止め、水を利用していた。流量が少ないため氾濫はみられなかったが、台風のたびに増水はあった。後に公共下水道雨水幹線となった。1970年代以降、生活排水及び東京エアゾール工業埼玉工場(現在は移転)の工場排水のため水質の汚濁及び悪臭が問題になっていた。1990年代に水宮2番地付近(水天宮橋)から上流が暗渠化され、道路または遊歩道となった。
流域の自治体
- 埼玉県
 
橋梁
下流から記す。
- (福岡江川樋管上部)
 - (富士見川越有料道路)
 - 谷田橋
 - 八幡橋
 - (名称不明)
 - 水天宮橋
 - 湿気橋
 - 新田橋
 - 土橋
 - 新駒橋
 - 彦兵衛橋
 - 富士見橋
 - 江川橋
 - 平和橋
 - (東武東上線)
 - 石塚橋
 - (木橋、1975年頃コンクリート化)
 - (丸木橋、1990年以前に撤去)
 - (木橋)
 
語源
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脚注
- ^ a b 東京都西北部の中小河川-福岡江川 2009-06-11閲覧。
 - ^ 上福岡市史編纂委員会・上福岡市教育委員会『まんが 上福岡の歴史 -上福岡市史普及版-』上福岡市、2003年3月、p142。
 - ^ [1],2009-06-11閲覧。
 - ^ 旧上福岡市議会平成16年度第1回定例会,2009-06-11閲覧。
 - ^ 旧上福岡市議会平成13年第3回定例会,2009-06-11閲覧。
 - ^ 埼玉県の代表的な湧水(環境省HP)2009-09-01閲覧
 
関連項目
- 福岡江川のページへのリンク
 
