神農本草経による扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 18:57 UTC 版)
紀元頃の成立とされる「神農本草経」では薬物が薬効別の上品(じょうほん)(120種)・中品(ちゅうほん)(120種)・下品(げほん)(120種)の3種に格付けされて収載されている。 上品薬は養命薬(精神・肉体をともに養う)で、無毒で副作用がなく、長期服用・大量摂取してもよい。身体が軽快になり、元気を益し、老化防止・長寿作用がある。 中品薬は養性薬(体力増進の滋養強壮薬)で、無毒・有毒のものがあるから要注意である。病気を予防し、虚弱な身体を強くする。 下品薬は治病薬(病気の治療薬)で、有毒であるから長期服用してはならない。邪気を駆除し、胸腹の病巣を破壊する。 と規定されている。オンジはこの分類で上品に分類されている。
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