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神奈川大学総合理学研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 14:32 UTC 版)

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学校法人神奈川大学 > 神奈川大学総合理学研究所
神奈川大学総合理学研究所
正式名称 神奈川大学総合理学研究所
組織形態 大学附置研究所
所在地 日本
神奈川県平塚市土屋
活動領域 理学
設立年月日 1986年
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神奈川大学総合理学研究所(かながわだいがくそうごうりがくけんきゅうじょ)は、神奈川県平塚市にある神奈川大学の附置研究所

概要

神奈川大学総合理学研究所は、1986年前身となる知識情報研究所として数学・物理科学、情報科学、物質・エネルギー科学、そして生命科学の4分野を総合的にとらえ、「知識情報」として体系化するという目的で開設された。1993年に名称変更、科学技術の4分野の共同研究、セミナー、シンポジウムなどを行う。また、研究所内に理学部産官学連携推進委員会を置き、同大学理学部が産業界等の外部組織と接触する際の受け皿の役割となっている。[1]

沿革

  • 1986年(昭和61年) - 知識情報研究所創設[2]
  • 1993年(平成5年)4月 名称変更総合理学研究所

組織

  • 神奈川大学総合理学研究所
    • 理学部産官学連携推進委員会

研究

    • 平成30年度総合理学研究所共同研究一覧[3]
  • 1走査トンネル発光分光のための半導体ナノ構造形成 星野 靖
  • 2記述式解答の自動採点に向けた日本語文解析手法と採点方式の研究 後藤 智範
  • 3拡張ビオローゲンの還元で生じるラジカルに関するESR分光 河合 明雄
  • 4内部での化学反応を利用して動くベシクルの構築 鈴木 健太郎
  • 5相模川河口域における長期環境変動のモニタリング6(潮汐が河口環境に与える影響) 西本 右子
  • 6高等植物の花粉母細胞の形成とその機能に関わる細胞生物学的解析 安積 良隆
  • 7標本DNAというタイムカプセルで過去の遺伝的多様性をみる:シカ害や人為的攪乱が野生植物の遺伝子に与えた影響 岩崎 貴也
  • 8原生動物ミドリゾウリムシの無菌培養系の確立に関する研究 小谷 享
  • 9ナマズ目オトシンクルスをモデルとした硬骨魚類黒色素胞の収縮調節機構の研究 豊泉 龍児

研究成果

  • 神奈川大学総合理学研究所菅原正客員教授らの研究グループが、人工細胞において、DNAの長さが分裂を制御することを解明。その研究成果が英国Nature姉妹誌の『Scientific Reports』に掲載された。[4]

著名な研究者

  • 初代所長藤原鎮男教授
  • 第二代所長門屋卓教授
  • 第三代総合理学研究所長杉谷嘉則教授
  • 第四代総合理学研究所長釜野徳明教授
  • 第五代総合理学研究所長齊藤光實教授
  • 第六代総合理学研究所長鈴木季直教授
  • 第七代総合理学研究所所長川本達也教授

関連項目

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 概要 - 神奈川大学総合理学研究所、2018年5月6日閲覧。
  2. ^ 沿革 - 神奈川大学SCIENTIA湘南ひらつかキャンパスと理学部・大学院理学研究科のあゆみ、2018年5月6日閲覧。
  3. ^ 活動 - 神奈川大学HP総合理学研究所活動、2018年5月6日閲覧。
  4. ^ [1]-AFPBB News記事2019年5月7日、2019年6月8日閲覧

外部リンク




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