祖国 (ビゼー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動序曲『祖国』(そこく、Patrie)作品19は、ジョルジュ・ビゼーが作曲した演奏会用序曲である。「ポーランド戦争の挿話」という副題が付けられている。
概要
数少ないビゼーの管弦楽作品で、この演奏会用序曲は1873年に、当時依頼を受けていたオペラ『ドン・ロドリーグ』のために作曲された作品である。しかし『ドン・ロドリーグ』は初演直前にパリ・オペラ座(当時の劇場、現在のガルニエ宮とは異なる)が火事で焼失したため、結果的にオペラは未完のまま放棄された。
後にビゼーはこの作品を演奏会用序曲に改作し、1874年の2月15日にコンセール・ポピュレールにてジュール・パドゥルーの指揮で行われ、成功を収めたと伝えられる。
普仏戦争を念頭に、愛国心が表現された作品である。
編成
フルート2(2はピッコロ持ち替え)、オーボエ2(2はコーラングレ持ち替え)、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2(任意)、コルネット2、トロンボーン3、オフィクレイド(任意)、ティンパニ、トライアングル、バスドラム、シンバル、タンブリン、ハープ、弦楽合奏
構成
冒頭のフォルティッシモで奏される第1主題と、勇ましい第2主題が続く。牧歌的な主題を経た後に再度2つの主題が現れ終える。演奏時間は約12分。
外部リンク
- 序曲『祖国』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
「祖国 (ビゼー)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は祖国を敵に売った
- 彼らは祖国のために血を流した
- 彼は祖国を愛している
- 私は祖国に帰りたい
- 私は祖国のために命を捨てる覚悟がある
- 彼らは祖国への忠誠を誓った
- 敵軍は私の祖国を占領していた
- 彼は祖国を裏切った
- 祖国のために2億円を寄付することにした。
- 私は祖国に帰る。
- あなたはあなたの恋人を祖国に残していますか?
- 彼女が最後に祖国へ帰ってから10年以上になる。
- 彼らは彼らなりのやり方で祖国への深い愛を表現した。
- 彼らは祖国を守るために戦った。
- 彼らは祖国を守った。
- 彼らは祖国のために戦った。
- 彼らは2度と祖国へ戻ることはなかった。
- 彼は祖国愛に燃えている。
- 彼は祖国を裏切った。
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