碓井貞光説とは? わかりやすく解説

碓井貞光説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 01:30 UTC 版)

四万温泉」の記事における「碓井貞光説」の解説

永延3年989年平安時代前期後半)頼光四天王らいこう してんのう源頼光四天王)の一人数えられる碓井貞光(うすい の さだみつ)は、越後国(現・新潟県)から木の根峠/木根峠(きのねとうげ)/木根宿峠(きのねしゅくとうげ)を経て生国である上野国(現・群馬県)に入り当地夜を明かすことになった夜もすがら読経をしていて夢うつつになった夜半の頃、どこからともなく一人童子立ち現れ曰く、「汝が読経誠心感じて四万(よんまん)の病悩治する霊泉授く。我はこの山の神霊なり。」と。然して貞光が目醒めると、神託のとおり湧き出る温泉見付けたという。係る吉事(よごと)に感じ入った貞光は、この地に一宇の堂を建立し、自らの守本尊まもりほんぞん)の薬師如来安置して日向守貞光薬師瑠璃如来ひゅうがのかみ さだみつじ やくしるりにょらい)」と号し温泉は「御夢想の湯ごむそうのゆ)」と呼び地域神託にちなんで「四万郷(しまのごう)」と名付けたとのことである。また、貞光日向守であったことから、四万温泉の開湯地とその温泉名を特に「日向見(ひなたみ)」および「日向見温泉」と呼ばれるようにもなった。

※この「碓井貞光説」の解説は、「四万温泉」の解説の一部です。
「碓井貞光説」を含む「四万温泉」の記事については、「四万温泉」の概要を参照ください。

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