石神社 (青梅市)とは? わかりやすく解説

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石神社 (青梅市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 07:45 UTC 版)

石神社
所在地 東京都青梅市二俣尾1-199
位置 北緯35度47分45.4秒 東経139度13分31.7秒 / 北緯35.795944度 東経139.225472度 / 35.795944; 139.225472 (石神社 (青梅市))座標: 北緯35度47分45.4秒 東経139度13分31.7秒 / 北緯35.795944度 東経139.225472度 / 35.795944; 139.225472 (石神社 (青梅市))
主祭神 厳永姫命
創建 不詳
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石神社(いしがみしゃ[1])は東京都青梅市二俣尾にある神社である[1]

概要

所在地は東京都青梅市二俣尾1-199、JR青梅線石神前駅の近隣に位置する[1]

祭神は厳永姫命(いわながひめ)[1]神体は丸い石とされ[2]、また神鏡が安置されていると伝わる[3]

奈良県の石上神宮を勧請したと伝えられているが[2]、創建時期は不詳である[3]。江戸時代には武蔵国多摩郡二俣尾村の鎮守であった[3]

10月第2日曜日が例大祭[1]、二俣尾獅子舞が行なわれる[4]

境内のイチョウは幹周660センチメートル・樹高25メートルの巨樹で[5]、乳信仰の対象となっており[6]、樹皮を煎じて飲むと母乳がよく出るといわれている[7]。この大イチョウは1957年に青梅市により天然記念物に指定された[8]

脚注

  1. ^ a b c d e 石神社”. 神社人. 国際教養振興協会. 2020年12月26日閲覧。
  2. ^ a b 植田孟縉武蔵名勝図会』 多摩郡之部 巻11、小林幸次郎、1926年8月28日、25コマ目頁。doi:10.11501/1172237 
  3. ^ a b c 蘆田伊人 編『新編武蔵國風土記稿(六)』 10巻、雄山閣大日本地誌大系〉、1931年11月30日、176-177頁。doi:10.11501/1214867 
  4. ^ 西多摩の民俗芸能”. 福生市図書館. 福生市. p. 7. 2020年12月26日閲覧。
  5. ^ 環境庁 編『第4回自然環境保全基礎調査 日本の巨樹・巨木林(関東版II)大蔵省印刷局、1991年5月30日、13の61頁頁。ISBN 4-17-319203-7https://www.biodic.go.jp/reports2/4th/kyoju/4_kyoju_kan2.pdf2020年12月26日閲覧 
  6. ^ 児島恭子「イチョウ巨樹の乳信仰─歴史研究の資料に関する課題─」『札幌学院大学人文学会紀要』第103巻、札幌学院大学総合研究所、2018年2月、73-85頁、 CRID 1050845763134883328hdl:10742/00003086ISSN 0916-3166NAID 1200063996532023年9月25日閲覧 
  7. ^ 中西勲「大きな木に会いにお出かけください」『青梅市文化財ニュース』第96号、青梅市文化財保護指導員連絡協議会 青梅市郷土資料室、1995年10月15日、2020年12月26日閲覧 
  8. ^ 青梅市の文化財”. 青梅市郷土博物館. 青梅市. 2020年12月26日閲覧。



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