石田天海賞とは? わかりやすく解説

石田天海賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 19:48 UTC 版)

石田天海賞(いしだてんかいしょう)とは、奇術師石田天海の思いを受け継ぐ形で、創作奇術のオリジナリティを尊重し、奇術のオリジナルを創ることを勧めるため、創作奇術に貢献した人に贈られる賞。フロタマサトシが主催し、発起人となって創設された。受賞者は作品集が発刊される権利をもらえる。1968年に創設され、1997年まで行われた。

受賞者

受賞者 作品集
第1回 1968年 林伯民 如意独楽のすべて
第2回 1969年 厚川昌男 厚川昌男作品集
第3回 1970年 該当者なし THE THOUGHT OF TENKAI

(フロタマサトシ著)

第4回 1971年 赤松洋一 赤松洋一作品集
第5回 1972年 気賀康夫 気賀康夫作品集
第6回 1973年 沢 浩 沢 浩作品集(加藤英夫著)
第7回 1974年 該当者なし 15人の奇術家とその作品集
第8回 1975年 島田晴夫 島田晴夫の本
第9回 1976年 該当者なし な し
第10回 1977年 菅原茂 菅原茂作品集(近藤 博著)
第11回 1978年 該当者なし 高木重朗の本
第12回 1979年 松田道弘 松田道弘作品集
第13回 1980年 該当者なし MARCONIC ORIGINAL MAGIC

(加藤友康訳)

第14回 1981年 小野坂 東 小野坂 東の本
第15回 1982年 真田豊実 真田豊実のカード・マニピュレーション
第16回 1983年 該当者なし MAGIC OF GERALD KOSKY

(瀬島順一郎訳)

第17回 1984年 二川滋夫 二川滋夫作品集
第18回 1985年 山本慶一 日本手品宝華集(山本慶一著)

MAGIC OF PAVEL+12(加藤友康訳)

第19回 1986年 近藤 博 近藤 博 作品集
第20回 1987年 該当者なし FORTUNE MAGIC(加藤友康訳)
第21回 1988年 フィル・ゴールドスティン

(マックス・メイビン)

フィル・ゴールドスティン コレクション
第22回 1989年 該当者なし A JOINT COLLECTION OF WORKS
第23回 1990年 プリンセス・テンコー ミリオンカード物語(フロタ・マサトシ著)
第24回 1991年 加藤英夫 マジック・ワンハンドレッド
第25回 1992年 トニー・ビナレリ PLAY MAGIC
第26回 1993年 ヒロ・サカイ (坂井弘幸) Tenkai Prize a La Hiro
第27回 1994年 鈴木 徹 魔法使い主義(下村知行著)
第28回 1995年 該当者なし 天海IGPマジックテキスト

(フロタ・マサトシ著)

第29回 1996年 下村知行 SERIFUWORKER 1.0J
第30回 1997年 フロタマサトシ 遺稿 フロタマサトシの本(2004年)

石田天海賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 09:26 UTC 版)

石田天海」の記事における「石田天海賞」の解説

天海は「日本ではオリジナル大切にされず、外国ネタコピー追随して知的所有権対す考えがない。このままでは日本はやがて世界から非難浴びるようになるかもしれない。」と心配した天海思いを受け、フロタマサトシ発起人となって『石田天海賞』が創設された。賞はオリジナル尊重しオリジナル創ることを勧めるため、創作奇術貢献した人に贈られ受賞者作品集発刊されるのが慣例で、 1968年から1997年までの30年間に21人が受賞した

※この「石田天海賞」の解説は、「石田天海」の解説の一部です。
「石田天海賞」を含む「石田天海」の記事については、「石田天海」の概要を参照ください。

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