石垣庁舎の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:58 UTC 版)
移転にあたっては、まず石垣支所を先行して建設して、竹富町役場の全機能を一時移転する方針とされた。竹富町は現在の町役場向かいにある石垣市市有地を支所建設の候補地としたが、2018年(平成30年)5月に石垣市は竹富町に対して、石垣港の港湾計画見直しを理由に売買の手続きを進めるのは困難と回答。竹富町は、同年12月の町議会で、現在の町役場を解体し跡地に石垣支所を建設する方針を明らかにした。この方針によると、町役場は、現庁舎→仮庁舎→石垣支所→本庁舎と3度の移転を行うことになる。 2019年(令和元年)6月には、町役場向かいの石垣市市有地を賃借して仮設庁舎を建設するとともに、一部部署は周辺施設に移転することが決まり、同年8月に町役場2階部分が沖縄銀行八重山支店3階に移転。11月14日には、町役場1階部分が移転する仮設庁舎の起工式が行われ、2020年(令和2年)2月25日からは仮設庁舎で業務が行われた。 新庁舎は2022年4月28日に竣工し、5月2日に業務が開始された。5階建てで、延べ床面積は旧庁舎の約2.5倍。4階に町議会が配置され、町民向けの簡易宿泊施設「ツマベニ」(シングル5室、ツイン2室)を併設。町役場以外に、商工会、観光協会、物産観光振興公社、ファミリーサポートセンター、社会福祉協議会、売店も入居する。
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