真宗本廟とは? わかりやすく解説

東本願寺

(真宗本廟 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 19:14 UTC 版)

東本願寺(ひがしほんがんじ)は、京都府京都市下京区常葉町にある真宗大谷派本山寺院[1]本尊阿弥陀如来。正式名称は真宗本廟(しんしゅうほんびょう)[2][3]であり、山号はない。東本願寺の名は通称であり、西本願寺(龍谷山本願寺)に対して東に位置することに由来している。愛称は「お東」「お東さん」。2020年令和2年)7月現在の門首は、大谷暢裕(修如)


  1. ^ 東本願寺とは(東本願寺公式サイト)
  2. ^ 正式名称…1987年昭和62年)までは「本願寺」が正式名称であった。
  3. ^ 大谷派の公式ホームページ・出版物などでは「東本願寺」の通称を用いており、正式名称「真宗本廟」と併用している。
  4. ^ 本派 - 真宗大谷派のこと。
  5. ^ 『真宗大谷派宗憲』第三章 真宗本廟 第十三条
  6. ^ 単位宗教法人としての寺院ではない。
    (※本願寺の宗派離脱に代表される教団問題等の対策として「宗本一体」を実現させる事によって解決する為だったとされている。)
    …西本願寺の場合は、「浄土真宗本願寺派」が包括宗教法人・「本願寺」(西本願寺)が被包括宗教法人である。(出典 - 宗門機構組織略図表
  7. ^ 「阿弥陀堂の御修復に向けて」、真宗大谷派(東本願寺)宗務所、p.1「阿弥陀堂の概要」を参照。
  8. ^ 床面積比…柱に囲まれた部分の床面積の比較である。御影堂の床面積は2,892.6m2(桁行63.6m・梁行45.5m)であるのに対して、阿弥陀堂は1,346.5m2(桁行39.8m・梁行33.8m)である。向拝・後堂などは面積に含まない。
  9. ^ a b 外陣…正式ではないが、参拝席を「外陣」と呼ぶ場合もあり、その場合は本来の外陣を「柵内」と呼ぶ
  10. ^ 「阿弥陀堂の御修復に向けて」、真宗大谷派(東本願寺)宗務所、p.1「阿弥陀堂の概要」阿弥陀堂の荘厳についての阿弥陀堂正面奉掛図を参照。
  11. ^ 真宗大谷派・御真影の還座に伴い御厨子を府中刑務所へ『南御堂』真宗大谷派難波別院、2010年4月1日。
  12. ^ 東本願寺にお参りする 境内のみどころ 毛綱・大橇の展示(東本願寺公式サイト)
  13. ^ 『東本願寺』淡交社(2009)P.100(解説、草野顕之)・121(解説、伊藤延男)
  14. ^ 『東本願寺』淡交社(2009)P.22(解説、木場明志)
  15. ^ 『東本願寺』淡交社(2009)P.22(解説、木場明志)より引用。
  16. ^ 『東本願寺』淡交社(2009)P.121(解説、伊藤延男)
  17. ^ 『東本願寺』淡交社(2009)P.120(解説、伊藤延男)
  18. ^ 総工費は、瓦葺土再資源化費用が含まれる。
  19. ^ 「阿弥陀堂の御修復に向けて」、真宗大谷派(東本願寺)宗務所、p.7「御影堂の修復について」御影堂の修復の概要を参照。
  20. ^ 修復後(2010年3月撮影)」の画像で影のように見えているのが明治瓦である。
  21. ^ 「阿弥陀堂の御修復に向けて」、真宗大谷派(東本願寺)宗務所、p.13「環境に配慮した御修復」御影堂瓦再資源化の取り組みを参照。
  22. ^ 本山読経とは、「本山永代経」、「本山申経」のこと。
  23. ^ 揖斐川町史 通史編」国立国会図書館デジタルコレクション
  24. ^ 『紅葉舎類聚―名古屋・富田家の歴史』発行 富田重助、1977年9月16日、415-419頁。 
  25. ^ 『神野金之助重行』神野金之助翁伝記編纂会、1940年、349-355頁。 
  26. ^ 「御影堂門の釈迦三尊像」『週刊 古寺を巡る』第27号「東本願寺」、小学館、2007年8月、P.12。
  27. ^ 非公開…御影堂門上層部は、真宗本廟奉仕の日程により参加者に公開するため完全非公開ではない。以前は報恩講などの行事の際に公開されていたが、上層への階段の傾斜が急で危険であることなどから、平時は非公開としている。
  28. ^ 浄土真宗ドットインフォ > 交流館施設案内
  29. ^ 浄土真宗ドットインフォ > 交流館へのアクセス
  30. ^ 令和元年9月30日文部科学省告示第71号
  31. ^ 「国宝・重要文化財(建造物)の指定について」(文化庁サイト、2019年5月17日発表)
  32. ^ 令和5年9月25日文部科学省告示第109号。
  33. ^ 令和5年9月25日文部科学省告示第108号。
  34. ^ 文化審議会の答申(国宝・重要文化財(建造物)の指定)(文化庁報道発表、2023年6月23日)。
  35. ^ a b c d 東本願寺 > 法話
  36. ^ a b 東本願寺 > 真宗本廟収骨
  37. ^ a b 真宗大谷派(東本願寺) > 帰敬式(おかみそり)
  38. ^ 年表などの文献には、現住所の「烏丸七条」ではなく、「烏丸六条」と記述される。(『真宗の教えと宗門の歩み』2003年、第3版、P158)
  39. ^ 「宗教法人 本願寺」…「東本願寺」の正式な法人名。
  40. ^ 宗教法人法に基づく「解散の登記」…『宗教法人法』第57条合併の登記・第58条解散の登記
  41. ^ 「寺院」とは、「仏寺とそれに付属する別舎をあわせた称。」(『大辞泉』)、「宗教的儀式を執り行うための建物。」(『大辞林』)である。よって寺院の定義に、法人格の有無は無関係である。
  42. ^ 瓦葺き替え工事…瓦の3割は、再利用している。
  43. ^ 東本願寺の重文差し押え 手形不渡り一億円分『朝日新聞』1977年(昭和52年)1月14日朝刊、13版、23面
  44. ^ 東本願寺 僧侶にサービス残業”. NHK (2017年4月26日). 2017年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月26日閲覧。
  45. ^ 真宗大谷派、残業代未払い 違法な労使覚書を40年超締結「職員に甘えていた」”. 産経新聞 (2017年4月26日). 2017年4月27日閲覧。
  46. ^ http://www.sankei.com/west/news/170426/wst1704260060-n1.html
  47. ^ 「京都駅より徒歩7分」 - 公式サイト 東本願寺について › アクセス を出典とする。
  48. ^ 「五条駅より徒歩5分」 - 東本願寺について › アクセス を出典とする。
  49. ^ 「烏丸七条バス停より徒歩1分」 - 東本願寺について › アクセス を出典とする。



真宗本廟(通称:東本願寺)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 08:09 UTC 版)

本願寺」の記事における「真宗本廟(通称東本願寺)」の解説

京都市下京区烏丸通り七条上る常葉町にある真宗大谷派本山

※この「真宗本廟(通称:東本願寺)」の解説は、「本願寺」の解説の一部です。
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真宗本廟

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真宗大谷派」の記事における「真宗本廟」の解説

真宗大谷派は、「真宗本廟」をすべての寺院及び教会本山定めている。大谷派属すすべての個人及び団体は、これを崇敬護持なければならないとする。

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「真宗本廟」を含む「真宗大谷派」の記事については、「真宗大谷派」の概要を参照ください。

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