盾に防弾機能が無かったこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:20 UTC 版)
「あさま山荘事件」の記事における「盾に防弾機能が無かったこと」の解説
当時はまだバリスティックシールド(防弾機能のある盾)は技術的に開発されていなかった。事件に使われたジュラルミン製の盾は暴動用で「犯人の体当たり」や「投石等の投擲物」、「鈍器による打撃」や「刃物による刺突・斬撃」等はある程度防げるが、弾丸は貫通するため防弾の為に盾を2枚重ねて突入した。だが重量が2倍となり、盾の覗き穴越しからは前が見え難くなってしまった。前述のヘルメットの事情もあり、前方確認の為に盾から顔を出した際に頭部を狙撃され死傷した警官が続出した。
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