発売当時の認知度 - 発売後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 09:13 UTC 版)
「編集ファミコン」の記事における「発売当時の認知度 - 発売後の状況」の解説
発売時は当時発行していたゲーム雑誌でも本機は一通り紹介されていた。その中でも徳間書店が発行の『ファミリーコンピュータMagazine』や、ビデオマガジンの『ファミマガVideo』の1989年5月号においては、本機の使用方法をビデオカメラで撮影したファミマガ編集部内の映像を交えてタイトル合成の使用例を紹介する等かなり詳細に報じていた。 発売後は、ビデオ編集機能を求める層とテレビゲームを求める層との不一致、既存のツインファミコン以上に高額な価格設定等からさほど普及はせず、本機はマニア等の知る人ぞ知る存在となり、そのまま翌年発売のスーパーファミコンへと世代交代を迎えた。しかしシャープのテレビカタログへの掲載は、ファミコンへのソフトウェア供給が終了した1995年以降もしばらく続けられていた。 その後はインターネットコミュニティの発達、2000年前後に行われた一部地域での在庫品放出を経て存在を知らなかった層へも広く知れ渡り、他のファミコンにはない画質の優位性やビデオ編集機能の珍しさから、少量の流通量による希少性もあって中古市場では高値で取引されるようになった。
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